吹田、千里ニュータウンで業務用エアコンクリーニングを行っている、ステップクリーンの辻です。
少し肌寒くなってきましたね。
先週から長袖に着替えて作業してましたが、暑い日がありました。
でも今日は、外でシャッターを洗っていましたが、そんなに暑くなかったです。
しだいに過ごしやすくなってるんですね。
さて、エアコンもしばらく使わない時期に突入です。
夏にガンガンに使っていたエアコン。
まさかそのまま放置ってことはないですよね。
きちんと手入れをして、冬の暖房時期に備えましょう。
家庭用の壁掛けエアコンは、冬はガスやホットカーペット、床暖房だから使わない。
電気は乾燥するから嫌い。
とかのご意見をよく聞きます。
となると、来年の夏まで、放ったらかし。
ということですね。
フィルターくらいは、掃除機がけされると思いますが。。
せめて、機械を長持ちさせるためにも、簡単でもいいので
お手入れしましょう。
今回は、店舗や事務所などでよく使われている、天井付きの4方向業務用パッケージエアコンを掃除した時の様子をご紹介。
どこを掃除するの?
という方も多いでしょう。
分解までして、する所あるの?
という方。
エアコンの表面パネルと、中心で回っている羽根を取り外したところで説明しますと

下から空気をファンで吸い上げて(青色)
熱交換器(周囲のアルミのフィン)を風が通過(黄色)して、周囲に冷たい空気を送ります。
その通過する時に、熱交換器の内側に埃やカビ(緑色のところ)が付着。
ここを定期的に洗わないと、永遠にカビ谷保頃が室内に撒き散らかされて、目に見えないカビを吸い続けることになります。

フィンの表面が、埃やカビで覆われているのがわかります。
これでは、ファンで吸い込んだ空気も、さえぎられて冷暖房の効果も下がってしまいます。
風が出ないので、指定した室温になかなかならないので、電気代もかかってきます。
今までしたことないなって方は、一度チェックをおすすめします。
では、どんな感じで
作業するのか?
先日、空室の事務所で行った様子をお知らせします。
この日は、当店スタッフと2名で2時間半くらいの作業時間でした。
ものが全くない、カーペットの現場だったので、やりやすかったです。
通常なら、周囲にあるものに養生したりもしますので、少し準備と片づけ時間が必要かもしれません。

よくある4方向

古くもなく、新しくもなく。

フィルターは普通、皆さんやってると思います。

パネルを外して

羽根をチェック

ドレンパン(アルミフィンから出た水を受ける発泡スチロールの皿)を取り外し。

洗浄ポンプをセッティング

この四角いのがドレインパン。今回はかなりきれいな状態。
ひどい場合は、スライムが発生していたり、ネズミが巣を作って、新聞紙やティッシュが引き込まれていたり、開けるのが怖い場所。。笑

モーターとポンプを取り外し。(古いタイプは、ねじの軸が経年劣化で折れることがあるので、外さず養生して行うこともある)

まださっきの写真よりはマシですが、汚れは来ています。かびがありますね。

外したファンモーターとフロート

薬剤散布5分から10分位置く

こんな幌で汚水を受けて洗います

少しブラッシングして、薬剤を浸透しやすくします。
ブラッシングしたところが白くなっていると思います。
この部分は、元の色です。
黒いところは、カビ汚れです。
これが部屋を循環しています。恐。。
外したドレンパンとファン

さて、洗浄、行きます!

汚れ落ちもいいですが、最初の汚れが少ないので、変化はわかりにくいです。
洗浄後
見た目キレイでも汚れています。真っ黒です。
洗浄終了したら、組み立てていきます。
防カビコートする場合、ここで行います。
出た汚水

羽根装着
電装部 パネル装着
試運転
フィルター洗浄・感想
周囲片付け、確認。
朝9:30から開始して12:00前に終了。
行う前は、ヤニ汚れもあったので、少し臭っていましたが、爽やかになっています。
一度、クリーニングしてみませんか?
作業は、水道、電気をお借りします。
※作業前に動作チェックできないものは、お受け出来ません。空室の場合、配電されているかどうかチェック願います。
事前に電源ブレーカーの位置も教えてください。
※10年以上前の古い機種は、作業できない場合があります。
※汚れがきついと洗浄だけで臭いを除去できない場合があります。(本体自体が臭いを吸収しているものなど、機械自体の製品の臭いなど)
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